唾液検査・・・。いったいどんな検査で、検査の結果、何がわかるのでしょうか?
この検査は、WHO(世界保健機構)の調査でも使われている最新の検査方法であります。
唾液検査では、お口の中の菌の数・中和力など、虫歯のリスクを調べることができます。
 
虫歯にならないためには、まず、あなた自身のお口の中の状態を正しく知ることから始まります。

では、唾液検査はどんなことをするのでしょうか?
当院では、味の無いワックスガムを5分間噛んでいただき、お口の中に出てきた唾液を容器に吐出していきます。
 
その後、5分間で溜まった唾液量がどれだけあるかを調べ評価します。
 
次に、唾液検査シートに唾液をつけて、歯が溶けやすい状態から通常の状態に戻す力=中和力を調べます。
 
最後に、抽出した唾液を専用のキットにつけ、唾液中に含まれている虫歯菌の量と歯垢に付着した虫歯菌の量を調べます。(虫歯のきっかけを作る菌=ミュータンス菌、虫歯を進行させる菌=ラクトバチラス菌の2種
について精査します)