歯医者さん事典vol.126〜妊娠中に歯が痛くなった!どうしよう?〜
 
 
「妊娠中に歯が痛くなっちゃった!」
 
「妊娠中でも歯の治療はできるのかしら??」
 
妊娠中ということもあり、普段以上に不安にありますよね。
結論から申し上げますと
「妊娠中でも歯の治療をすることは可能です」
 
ただし、麻酔を使うような虫歯の治療は安定期に入ってから行うようにしています。
そうは言っても、あまりにも激痛で治療をしないと痛みが治まらなくて、痛くて眠れない、食べ物も食べることができない・・・
 
そのような状態が続いたら、体力の方が衰えてしまって、それこそ危ない状況になってしまいます。
このように、現状を維持することの方が、リスクが高いと判断した場合には、安定期前であっても麻酔をして治療をします。
 
 
もちろん、安定期前の微妙な時期の歯科治療については産婦人科の先生のご意見をお伺いした上で治療を行います。
 
 
妊娠中・・・ということで、やはり不安になってしまうと思いますが、その方の体調に合わせて出来ることを無理せずに行っていきますので、安心してくださいね。
 
そして、何より大切なことは、妊娠中に急に痛くなって辛い思いをしないためにも、日頃から定期的なメインテナンスでお口の中の健康を維持していくことがとても大切です。
 
妊娠中の歯科治療は問題が無いとは言っても、何もないに超したことはありませんから・・・。
痛みが無くても、お口の健康の維持のために歯医者さんに行くこと・・・
 
もっともっと、多くの方に広まって行って欲しいなあって思います。