歯医者さん事典vol.99〜新しく出来た詰め物や被せ物がきつく感じるのはなぜ?〜
今年も残りわずかとなって参りました
今日はクリスマス・イヴですが、しっかりと歯医者さん事典でお伝えすべきことを書いて参ります!!
新しく出来た詰め物や被せ物
調整せずにジャストサイズで出来上がってくることが理想ですが、多くの場合は微調整をして合わせていきます。
最初に調整するところは、隣の歯と接触するところです。
ここがキツすぎると、ピッタリとしたものでも入って行きません。
イメージをイラストにしてみましたのでご覧下さい。
この接触している部分を調整して、ピッタリとはまるように調整していきます。
ピッタリとはまったら、今度は上のイラストのように適切な接触状態になるように微調整をしていきます。
キツすぎると、デンタルフロスが通らなくなってしまいます。
全く違和感が無くなるまで調整してしまったら、隣り合わせの歯との間がスカスカになってしまいます。
極端なイメージですがイラストにしてみました。
ゆるすぎると食べ物が挟まりやすくなってしまいます。(※歯医者さん事典vol.70~食べ物がはさまりやすいところ~)
キツすぎず、ゆるすぎないのが理想です。
具体的には、デンタルフロスがちょっと抵抗感あって通るくらいです。
この適切な接触状態に合わせると多くの患者さんは「何か入りました!」という違和感を生じます。
(あまり気にならない方もいらっしゃいます。)
詰め物や被せ物が出来上がるまでの間は、仮の蓋や仮歯だったため、隣の歯との接触が甘い状態になっています。
それが、突然接触するようになったのですから、違和感を生じるのは当然のことですし、しばらくすると慣れてくるので、心配しないでくださいね。