歯医者さん事典vol.179〜外れかけた被せ物やブリッジを放置はキケン!虫歯になります〜
 
 
外れかけた被せ物やブリッジ・・・
 
痛みが無くて日常生活に支障がないと、ついつい放置してしまいます。
 
でもそれって、すごくキケンなことなんです!
 
 
ひさしぶりに、イラストで説明してみますね。
 
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上のイラストAのように、被せ物やブリッジが外れていない時は、歯と被せ物の間は隙間が無くピッタリと適合しています。
 
ところが、Bのように被せ物やブリッジが外れかけてしまうと、歯と被せ物の間に隙間ができてしまって、そのまま使い続けて行くと、この隙間に虫歯菌や汚れが侵入していって、虫歯がひろがってしまうのです。
 
 
神経のある歯だったら、虫歯が広がった時に痛みを感じたりするのですが、神経が無い歯の場合には、虫歯が広がっても痛くないので気づくことができません。
 
 
そのため、何年もの間、外れかけた被せ物を使っていると、その下にあったはずの歯が溶けてしまうのです。
 
イラストをご覧ください。
 
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この微妙なイラストでイメージできるかどうか、かなり不安なんですが(笑)、上のイラストCのように被せ物の下にあった歯が、虫歯が広がっていくことによって破壊されてDのようになってしまうのです。
 
 
被せ物が外れたら、その下の歯がほとんど無くなっていた・・・という経験をしたことがある方もいらっしゃると思いますが、それはこういうことだったんです。
 
 
怖いですね!
 
 
外れかけた被せ物やブリッジを放置することがキケンだということ、お分かりいただけましたか?
 
 
お心当たりのある方は、ぜひお近くの歯医者さんに行ってみてくださいね。