歯医者さん事典vol.122〜噛んだ時に上下の前歯の間に隙間がある方・・指しゃぶりしてませんでしたか?〜
歯医者さん事典、歯並びシリーズ続いています。
今日も歯並びに関することについてのお話です。
鏡を見てご自身の奥歯で噛んでみてください。
上と下の前歯はどんな状態で噛み合っていますか?
もしすると、上下の前歯の間に隙間がありませんか??
イメージしやすようにイラストにしてみました
おわかりいただけますでしょうか・・・
私の絵心ではこれが限界で・・・
かなりアヤシい絵ですが・・・ご容赦くださいね。
正常な噛み合わせであれば、上の前歯が下の前歯にかぶさっているような状態なのですが、上の絵のように上下の前歯の間があいている方、時々いらっしゃいます。
正常な上下の前歯のイメージは下のイラストをご覧ください。
上下の前歯の間に隙間がある方にお聞きすると、小さい頃に指しゃぶりをしていた方が多いです。
今これを読んでいて、ドキっ!とした方、多いのではないでしょうか?
そうなんです。
指しゃぶりをしていたことで、常に指で前歯を前に押していたということなのです。
そのため、ちょうど指が入るような感じで上下の前歯の間に隙間ができてしまったという
わけです。
歯というのはほんの少しの何気ない毎日の習慣によって動いてしまうのです。
これは知らずにいると怖いですね!
特に、お子さまの指しゃぶり。
仕方がないかな?と思って放置してしまうと、このように歯並びに影響してしまうので、注意が必要です。
できれば、幼稚園に行く頃までには指しゃぶりはやめるようにしていきましょうね。