歯医者さん事典vol.154〜電動歯ブラシ使って安心してる方!要注意です☆〜
 
 
同じような患者さんが続くこと・・・案外多いです。
 
 
今日は、午前と午後にいらっしゃったメインテナンスの患者さん。
お二人とも、電動歯ブラシを使い始めたとのことで、歯の表面はピカピカでした。
 
今までは歯の表面に着色があったりしていたのですが、今までで一番着色が少ないかも!と思うほどキレイでした。
 
 
でも、大変な盲点がありました!
 
それは・・・
歯と歯肉の境目、つまり歯肉溝に入り込んだプラークが取れていないのです。
そのため、歯と歯肉の境目を触ると歯肉から出血してきますし、フロスや器具で確認するとプラークがいっぱい出て来ます。
 
 
一見、とっても綺麗なのに、歯と歯肉の境目からの出血はかなりの量。
歯肉より上の歯の状態が100点満点としたら、歯肉の状態は30点くらい。
 
 
患者さんお二人とも、今までで一番出血していたかも?と思ってしまうほどでした。
 
 
電動歯ブラシはとっても便利で良いものなのですが、『歯肉溝に入り込んだプラークが取れていない』
ここが盲点なのです。
 
 
すごく爽快感があって、実際に歯の表面の汚れは落とせるので患者さんは過信してしまうんですよね。
でも、残念ながら、電動歯ブラシでは歯と歯肉の境目のプラークを落としきることはできません。
 
 
電動歯ブラシがフロスと同じ役割を担うことは無理なんです。
 
 
そのため、電動歯ブラシを使ったとしても、やはり最後にはしっかりとフロスで清掃する必要があります。
 
 
お部屋のお掃除に例えるならば、電動歯ブラシは掃除機でフロスは拭き掃除をする時の雑巾みたいなもの。(雑巾って例えがちょっと微妙ですが)
 
 
電動歯ブラシを使って安心しちゃってたわ!と思っていた方は、ぜひプラスαでフロスも使うようにしてくださいね。