歯医者さん事典vol.158〜歯磨きは苦手なところから〜
 
 
先日、久しぶりにいらっしゃった患者さんのお話。
 
 
お口の中をチェックしたら、上の奥歯の内側(舌側)にプラーク(歯垢)がたくさんついていました。
 
そこで、プラークの量を右と左で比べてみると、明らかに右側の内側の方が多いのです。
患者さんにそのことをお話したら、やはり上の奥歯、特に右の奥歯の歯磨きが難しいとのことでした。
 
 
患者さんに「では、右の上の奥歯から歯磨きを始めましょう。」とお話しました。
 
歯磨きって、少なからず個人個人によって癖があると思うのです。
 
 
いくら気をつけようと言っても、そこに意識を向けないと、なかなか手の癖を変えることって難しいですよね。
 
 
苦手なところを最初に磨くことで、何も考えずに磨いたら疎かになってしまうところに意識を向けることができるようになります。
 
 
歯磨きが苦手でいつも磨き残しが出来やすいところがあったとしたら・・・ぜひその苦手なところから、丁寧に清掃するようにしてみてくださいね。