歯医者さん事典vol.193〜削って型をとった歯を放置はキケン〜虫歯が進みます〜
 
 
虫歯を削って、型をとって・・・・あとは被せ物や詰め物をセットするだけなのに、
お仕事が忙しくなってしまって、治療を中断してしまう方、時々います。
 
 
来院しない期間が1ヶ月以上になると、ちょっと心配になります。
 
 
「仮の蓋は外れていないかな?」
 
 
「しみたり、痛みが出ていないかな?」
 
 
「薄くなってしまった歯が欠けたりしていないかな?」
 
 
さらに1年以上になると、もっと心配になります。
 
 
「虫歯が進行して、神経にまで到達してしまったら大変!」
 
 
「仮の蓋は汚れがつきやすいから、歯肉にも炎症が起きているのではないか?」
 
 
患者さんご自身は、普段の生活にさほど支障は出ていないのかもしれませんが、
実は様々なリスクがあるので、時々思い出しては心配しています。
 
 
歯医者さんって、あまり楽しい場所じゃないから、一度足が遠のくとなかなか再開する
決心がつかないのかもしれませんが、放置して虫歯が悪化してしまわないためにも、
ぜひ勇気を出して来院してほしいなあって思います。
 
 
良く、「先生に怒られると思って、なかなか来れませんでした。」とおっしゃる患者さん
もいらっしゃいますが、怒りませんので安心してくださいね。
 
 
来院していただくと、すごくホッとするというのが本音です。
 
 
「良かった!これでこの歯を救える!」
 
 
心からそう思います。
 
 
この歯だけじゃなく、この患者さんのお口の健康を救える!
というのが本心からの気持ちであります。
 
 
この思い・・・おそらく多くの歯医者さんが抱いていると思います。
 
 
そういえば、型をとってからずっと行っていないなあという方は、ぜひ勇気を出して
歯医者さんに行ってみてくださいね。