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虫歯について

お口の中には、たくさんの細菌が存在しています。
お口の中の清掃を怠ると、歯の表面にネバネバした白い膜のようなものが付着してきます。
これはプラーク(歯垢)と呼ばれ、主に細菌の塊で構成されています。
このプラークの中の細菌が糖を分解してできる酸が虫歯の原因になるのです。
これは、お口の中のph(ペーハー/物質の酸性、アルカリ性の度合いを示す数値)にも関係しており、健康なお口の中は、
常に中性に保たれています。
糖を含んだものを口に入れると、プラークが酸を生み出して、お口の中のphは中性から虫歯になりやすい酸性に傾いていきます。酸性に傾いたお口の中は、40分ほどかけて時間とともに元の中性のphに戻りますが、酸性になっている状態が長く続くと、歯が溶けて穴が開き、虫歯になってしまうのです。

ところが、歯を磨かなくても虫歯にならない人もいれば、一生懸命磨いても虫歯になってしまう人もいます。その要因は大きく分けて次の3つです。
この3つの要因が重なった時に、虫歯ができます。

虫歯菌が多いほど虫歯になりやすいのです。
一番大切なのは、正しい方法での歯磨きです。
虫歯菌が糖分を分解することによってできる酸が虫歯の原因です。甘いものを食べる回数を減らしたり、
量を減らすことで虫歯になるのを防ぐことができます。
また、キシリトールなどの代替甘味料が入った食品に変えることも効果的です。   
歯の質が弱いと虫歯になりやすいです。歯の質を強くするためにはフッ素が有効です。
歯科医院でフッ素塗布や、ご家族でのフッ素入り歯磨き剤などの使用が効果的です。   
診療時間・アクセス
また、上記の3つの要因の他に、時間という要因も考えられます。
糖分がお口の中に入っている時間が長いほど、虫歯になりやすいです。
甘いものをだらだらと食べないこと、食べたらすぐに歯を磨くことが大切です。        
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